3月21日(木)、東京大学本郷キャンパスにて、2018年度のUT-OAK活動報告会を行いました。今回は、志津川中央復興住宅自治会長の佐々木守さん、前入谷小学校校長の村岡康さん、奥様の村岡いく子さんをお迎えしての開催となりました。

　佐々木さんには、これまでの南三陸町の姿から、課題である地域コミュニティの形成・運営の難しさまで、コミュニティを束ねる立場からのお話を頂きました。

　「8年経ったから”もう大丈夫”というわけではないです。インフラの復興は終わります。けれど、二次災害まで考えると、私に言わせれば、復興に終わりはないです。」

　仕上げに入ったと言われるハードの復興に対して、未だ手探りなソフトの復興、その難しさを改めて感じました。

　村岡ご夫妻には、子ども達の描く「理想の南三陸町」の絵に、ようやく水族館や遊園地などの「希望」が出てきたこと等、継続して子ども達を見つめてきたからこそのお話を伺うことができました。

　佐々木さん含めお三方が、町のあり方について熱い意見を交わし合う姿に、一同ディスカッションを忘れしばし聞き入ってしまう、という一幕もありました。

　今回は「南三陸町を被災地としてではなく、一つの町としてとらえたい」というテーマを掲げての活動報告会でした。被災地と支援者、という関係にとどまらず、南三陸町の方々に寄り添った関係でありたい、そんな7代目執行部の想いがそこにはあったのではないかと思います。

　昨年度も無事本団体の活動を終えることができたのは、Yahoo!基金様を始めとする多くの支援者様のお陰です。支援者の皆様には厚く御礼申し上げます。

　(8代目代表　平岡侑一郎)

今回も無事冬の寺子屋を開催することができました。

これもたくさんの方のご支援があってこそだと思います。本当にありがとうございます。

夏の寺子屋の様子は、Facebookにてご覧ください。

UT-OAK Facebookページ：https://www.facebook.com/UT-OAK-震災救援団-168259646570072/

今回も無事夏の寺子屋を開催することができました。

これもたくさんの方のご支援があってこそだと思います。本当にありがとうございます。

夏の寺子屋の様子は、Facebookにてご覧ください。

UT-OAK Facebookページ：https://www.facebook.com/UT-OAK-震災救援団-168259646570072/

今回は、新領域創成科学研究科から6名、法政大学から7名、OAK執行部から4名、全17名が参加しました。中学校の仮設住宅、防災対策庁舎に足を運びました。また。災害公営住宅集会所と工房では、震災直後の様子、自治会のコミュニティ形成に向けた取り組み、復興へ向けた取り組みなどに関してのお話しを伺いました。

今回の活動も皆さまのご協力なくしては成り立ちませんでした。貴重なお話を頂き、参加者の率直な質問にも丁寧にお答え頂いた皆さま。寝食をご支援頂きましたいりやどの皆さま。その他ご支援を頂いております皆さま。本当にありがとうございました。

◇◇寺子屋に向けご寄付もお待ちしています◇◇

口座：三菱東京UFJ銀行　本郷支店（351）　普通口座0086904
名義：UT-OAK震災救援団　会計　華井和代