2020年度 お知らせと活動報告

9代目執行部 卒業メッセージ(2021/3/31)

 

今年は例年より暖かく、南三陸町でも桜が咲き始めた今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。あと1時間ほどで4月になりますが、今年度の執行部はもう間もなく大学院生から社会人となります。そこで、今回は卒業にあたってのメッセージを掲載させていただきます。4人分掲載するため長文になりますがご了承ください。

9代目執行部一同、日々の皆様のご指導とご協力に感謝しております。

 

★☆======================☆★

 

9代目代表を務めさせていただいた物質系専攻修士2年の岩崎友優です。私がOAKの活動に関わり始めたのは、2019年6月のスタディツアーという南三陸町を訪問するツアーがきっかけです。最初は単に訪問してみたいというだけの理由でしたが、何度も足を運ぶうちに南三陸町への愛着が湧き、今では一人で足を運ぶほどになりました。

 

私が執行部として活動を始めてからの一年間は、コロナ感染症拡大のために活動が大きく制限された年となりました。しかし、そのような中でも実際にオンラインで活動ができたということは、この活動が周りの方々に大きく支えられている証だと思います。OAK関係者だけでなく、一緒に活動したきずなInternationalの学生たちや南三陸町でお世話になった方々、そして普段からUT-OAKのことを気にかけていただいている方々に、この場を借りて感謝の気持ちをお伝えしたいです。

 

私自身、理系の実験系の研究室に所属しており、普段生活していたらこのような活動には縁がなかったと思います。それでも、偶然ではありますがOAKの活動を知る機会に出会うことができ、2年間活動できたことはとても幸運なことだったと思います。「卒業してからも南三陸町にまた遊びに行こうね!」こんなことを言い合えるOAKという団体、そして南三陸町という場所に出会えたことには感謝しかありません。

 

新領域創成科学研究科 物質系専攻 修士2年

岩崎 友優

 

★☆======================☆★

 

9代目副代表を務めさせていただきました、山村泰平と申します。まず初めに、今年度の活動を行うにあたって、ご指導やご支援いただいた皆様に感謝いたします。大変な1年ではありましたが、1年間執行部として楽しく充実した活動を行うことができました。ありがとうございます。語りきれない部分は多々あるとは思いますが、卒業にあたってのメッセージを述べさせていただきます。

 私は2019年の冬の寺子屋からUT-OAKに関わりました。ニュースで報道される被災地の現状をこの目で見たいということがきっかけでした。私自身は青森県八戸市の出身で、震災当時から比較的海沿いに住んでいました。自宅には震災での津波の被害はなかったものの、後に500メートルもないところまで津波が迫っていたということを知り、紙一重のところで助かったということ、他人事ではなかったということをひしひしと感じました。冬の寺子屋の前日に南三陸町内を見回り、町の中心部まで襲った津波の爪痕に恐ろしさを感じましたが、町が着実に復興を遂げている様子に少しほっとし、人間の社会の強さも感じました。寺子屋当日には、たくさんの子供たちが参加し、さらにはかつて生徒として参加していた高校生が手伝いに来てくれていました。こうして人が循環していく「寺子屋」の居心地の良さ、また南三陸町の人たちの温かさに惹かれ、執行部として活動することを決めました。

震災から10年の節目に向かった今年度は、新型コロナウイルス感染症という壁が立ちはだかり、これまで築いてきた密な関係を新たな社会の中でどう維持するのかという課題を突き付けられました。しかし、生活様式に対する変革を一つのチャンスとして捉え、今まで続けてきた活動を内容・対象共に見直しました。また、2019年の冬の寺子屋でともに活動した明治大学のきずなInternationalと協働し、企画を作成しました。そして、子供たちに大学という場所を身近に感じてもらいたいという思いから立ち上げた、中学生向けの「大学生活トーク&キャンパスツアー」は小さいけれども新たな活動の芽となったと思います。私自身は4月より就職するため、活動に本腰を入れることは難しくなりますが、この芽はまだまだ磨かれて進化していくものであると信じ、次の世代の活動を担う皆さんに期待したいと思います。

 

新領域創成科学研究科 環境システム学専攻 修士2年

山村 泰平

 

★☆======================☆★

 

UT-OAK9代目執行部の萩原菜月と申します。

初めは同じ専攻の先輩から誘われたことをきっかけに、2019年度の冬の寺子屋から活動に参加しました。もともと被災地復興の活動や現状に関心を持っていたことが参加したひとつの理由でしたが、寺子屋活動を通して南三陸町自体に魅力を感じ、執行部として活動に携わりたいと考えました。

コロナ禍で様々な制約がある中で例年とは異なる対応に追われましたが、オンラインでの寺子屋開催や新しい取り組みの展開など、こうして活動を継続することができたのは、OAKに関わってくださっている皆様のおかげだと実感する場面が多々ありました。この場を借りてお礼を申し上げます。設立当初から10年続いている南三陸町との御縁と、協力いただいているすべての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

新領域創成科学研究科 国際協力学専攻 修士2年

萩原 菜月

 

★☆======================☆★

 

UT-OAK9代目執行部の新里智樹と申します。

2011年3月11日、私は沖縄で生活していました。それもあって、東日本大震災によってどのような被害を受けたのか、被災した方々はどのような生活を送るようになったのか、これらを知る手段はマスメディアしかありませんでした。

それから8年後、東京大学大学院に進学し、8代目執行部代表からUT-OAKを紹介してもらいました。自分の目で東日本大震災を知るチャンスだと思い、2019年度の冬の寺子屋に参加しました。寺子屋を通して、子ども達から笑顔と元気を頂きました。その後、当時の苦悩や葛藤、そして、現状を丁寧に説明して頂きました。「もっと南三陸町に携わりたい」、そういう思いが強くなり、執行部に入りました。

しかし、2020年度は新型コロナウイルスが猛威を振るい、現地に足を運ぶことができなくなってしまいました。そこで、新型コロナウイルス対策としての休校・在宅措置によって学習面および精神面に影響を受けた子どもたちのケアに取り組むとともに、オンラインでの学習支援を通じて、明治大学のきずなInternationalと協力しながら「Withコロナ社会」における復興支援のあり方を模索し、「オンライン寺子屋」を開催することができました。

それもこれも、UT-OAKに関わってくださった皆様のおかげです。この場をお借りして御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。そして、これからもUT-OAKと南三陸町は繋がっていくと思いますので、何卒宜しくお願い致します。

 

新領域創成科学研究科 国際協力学専攻 修士2年

新里 智樹

 

震災から10年を迎え(2021/3/11)

 本日、東日本大震災から10年という節目を迎えました。

UT-OAK発足時から何度も訪れている南三陸町だけを見ても、昨年10月の震災復興祈念公園の開園をはじめとして、復興は確実に進んでいると訪問する度に実感しています。

震災救援団から南三陸支援団へと改名し、これからも南三陸町に寄り添っていきたいと意気込んだ今年度は、新型コロナ感染症のために活動の規模は縮小されました。

しかし、現執行部として、UT-OAKとしてはその思いは変わりません。

この状況が良くなった後の、1年以上ぶりに見る南三陸の姿を楽しみにしつつ、今後も南三陸町に寄り添っていきたいと強く思います。

(9代目執行部一同)

冬の寺子屋&振り返り会実施報告(2021/1/31)

 寒い冬となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 本日、昨年末に行われた冬の寺子屋の振り返り会を行いました。

 今回の冬の寺子屋では、中学生を対象に「キャンパスツアー&大学生活トーク」を実施しました。明治大学のきずなInternationalと協力し、東京大学・明治大学のキャンパスをオンラインで見学したのち、大学での体験談を聞いてもらいました。中学生にとって、大学の様子をより具体的に感じられる良い機会となりました。

 実りある冬の寺子屋とはなりましたが、夏の寺子屋と同様にオンライン化の壁が大きな課題となりました。振り返り会の中では「オンライン下での寺子屋の形」について、次回の夏の寺子屋を念頭に置きつつ、企画準備、企画内容等の面から議論を行いました。

 今回の冬の寺子屋では、直前になってコロナの感染拡大が進むなど、慌ただしい場面もありましたが、何とか実施することができました。遅ればせながら、企画段階からご相談・ご指導いただきました皆様に深く感謝申し上げます。

(9代目執行部 山村 泰平)

冬の寺子屋に向けた事前訪問(2020/12/18)

12/12(土)-12/13(日)の2日間で、冬のオンライン寺子屋の事前訪問を実施しました。

今回の訪問は丸一年ぶりにはなりますが、必要最低限の人数で伺い、冬のオンライン寺子屋の企画説明と参加者募集のための周知をお願いさせていただきました。

このような状況下でお時間を割いてくださった方々、本当にありがとうございました。

 

冬のオンライン寺子屋ですが、当初は現地の方に会場運営をご協力いただき、オンライン設備の整った会場を現地に用意しようと考えておりました。(現地会場に参加してもらい、オンライン上で寺子屋を行う予定でした)

しかし、昨今のコロナ感染症の拡大状況やGoToトラベルの全国一斉一時停止を受け、今回の寺子屋においても夏と同様に完全オンラインで行うことにいたしました。

事前訪問で伺った方々にお伝えした情報から変更する形になってしまったこと、大変申し訳なく思っております。

今回の寺子屋も完全オンラインでの短時間開催とはなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

P.S.

さんさん商店街と震災復興祈念公園を繋ぐ橋が開通していました。

一見普通のおしゃれな橋ですが、近くで見てみると、見たことのない作りをしていて驚きを隠せませんでした!

夜のライトアップも綺麗だったので、この状況が落ち着いたらみんなでまた見に行きたいです!

(9代目執行部 岩崎 友優)

夏の寺子屋2日目-中学生向け企画(2020/8/10)

昨日に引き続き、オンラインでの夏の寺子屋を実施しました。

今日はオンラインかつ中学生を対象とした、寺子屋にとって初めての挑戦でした。

人数が集まるか不安ではありましたが、以前から寺子屋に参加していた4名の生徒たちが、「寺子屋」という文字を見て参加してくれました!中学生になっても続けて参加してくれて、とてもうれしかったです。

 

企画では「大学生活トーク」と題し、中学生にはなじみのない「大学」について、パネルディスカッション形式で話を聞いてもらいました。生徒たちはメモを取りながら熱心に話を聞いていました。最後には「中学校と大学の違いを知ることができた」と、多くの収穫を得たようでした。

 

今回の寺子屋は今日で全日程を終了しました。例年と比べると小規模なものとはなりましたが、ウィズコロナ社会における新たな寺子屋の可能性を見出すことができたと思います。

企画の実施に当たり、ご助言やご支援をいただいた皆様に感謝いたします。

(9代目執行部 山村 泰平)

夏の寺子屋1日目-小学生向け企画(2020/8/9)

本日は、小学生向けの夏の寺子屋をオンラインで開催しました。
オンラインでの開催は初めての試みだったため手探り状態でしたが、無事、記念すべきオンライン寺子屋の第一回目を実施できたことを喜ばしく思っております。
初回ということで参加者が集まるかも分からない中、毎夏・冬に寺子屋に来てくれている小学生が一人、参加申し込みをしてくれました。
なぞなぞやワードウルフなどゲームで遊びながら交流し、最後には「楽しかった!」と元気いっぱいに話してくれました。
長年の交流を続けさせていただいていることに感謝するとともに、今回の経験や反省を反映させ、今後の活動をより良いものにしていきたいと思います。
(9代目執行部 萩原菜月)

夏の寺子屋のオンライン開催について (2020/7/29)

 新型コロナウイルスの影響により、今年の夏は従来通りに対面で寺子屋を実施することは断念しました。しかし、これまで続けてきた寺子屋を途切れさせたくないという思いから、オンラインでの実施を決定しました!また、新しく中学生向けの企画も実施します。初めてのオンライン開催ということで、手探りの中ではありますがより良い寺子屋を目指して頑張ります。

現在の活動状況 (2020/6/5)

 大学の活動指針に則り、現在対面での課外活動を取りやめており、例年行われている春のスタディーツアーは中止となっています。また、東京大学柏キャンパス内でのサークル紹介も日程のめどが立っていません。

 現在、8月の寺子屋の実施について検討を行っています。参加を考えている方は下の活動紹介スライドをご覧ください!活動の予定が決まり次第こちらのホームページでご案内します。

2020年度団体紹介スライドを公開しました! (2020/6/5)

弊団体のこれまでの活動を紹介するスライドを公開しました。

こちらのページからぜひご覧ください!

団体名変更と2020年度 9代目執行部発足のお知らせ (2020/4/1)

 弊団体は2020年4月より団体名を「UT-OAK南三陸支援団」に変更いたします。これは、震災から9年を迎え、活動を継続していく中で、南三陸町の震災救援という目的はある程度達成されたと考えたためです。今後は、震災を経験した町である、南三陸町の振興を目的として、これまで以上に活動する予定です。
 また、新年度を迎え、弊団体の執行部が代わりましたので、ご報告いたします。今年度の執行部は以下の6名です。1年間どうぞよろしくお願いいたします。


 代表:岩崎 友優
副代表:佐藤 哲哉、山村 泰平
 会計:華井 和代、萩原 菜月、新里 智樹

 

(9代目執行部 山村 泰平)

団体顧問交代のお知らせ (2020/4/1)

 団体の創設時から9年間にわたり、弊団体の顧問を務めていただきました山路永司先生が、2020年3月の退職に伴い顧問を退任されることになりました。今回は山路先生からいただいた、退任にあたってのコメントを掲載いたします。
 また、山路先生からのコメントにもありますが、4月からの顧問は国際協力学専攻の本田利器先生にお願いしております。こちらの投稿で、顧問の交代についてもあわせてご報告いたします。

 

★☆==============================☆★

顧問退任にあたって
 2011年4月、大学院に入学したばかりの日向君・華井さんたち新入生そして賛同する在学生は、少しでも何かのお手伝いしたいとの思いから南三陸に通い始めました。炊き出し支援から始め、様々なお手伝いを行ってきました。なかでもメンバーの得意分野を活かした寺子屋活動は、地元に歓迎され、長く続いてきました。その活動は、代々の後輩に引き継がれ、現在も夏休み・冬休みに活動が継続しています。またメンバーは国際協力学専攻に限らず、柏キャンパスの全専攻、都内および近郊の大学にも輪を広げてきました。
 国際協力学専攻の授業「フィールドワーク実践」では、現場でこそ得られるデータ収集の実習を行っていますが、南三陸でも、①高齢者が仮設住宅を出る際にどういう住まい方を選択するのか、②復興過程において子どもたちがどのように日常性を回復してゆくのか、というテーマで、お話しを伺う機会を得ました。被災地というナーバスな場所でこうした実習が可能となったのも、UT-OAKが地元に信頼されてきたことの証です。
 このたびUT-OAKは9年間の活動を総括し、新たな名称を持って南三陸地域の支援を継続するという決意をうかがいました。たいへん素晴らしく嬉しい決断です。定年退職に伴い、私は顧問を退任させて戴きますが、今後は新執行部そして新顧問本田利器先生のサポートのもと、活動をさらに発展させ持続してゆくことを期待し、一OBとしてお手伝いできればと思っております。長い間どうもありがとうございました。
            2020年3月31日
            東京大学新領域創成科学研究科国際協力学専攻 山路永司。

★☆==============================☆★

 

山路先生には、団体として長い間大変お世話になりました。これまで団体に携わったメンバー一同感謝しております。ありがとうございました。また、今年度より新たに顧問を務めていただく本田先生、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(9代目執行部 山村 泰平)

2019年度 8代目執行部からの挨拶 (2020/4/1)

 新年度を迎え、心機一転の新たな生活が始まる季節となりました。2019年度の活動の総括として、3月をもって卒団されたメンバーから卒団コメントを掲載させていただきます。

 

★☆==============================☆★

<8代目代表:平岡 侑一郎>
8代目執行部代表を務めさせて頂きました、平岡侑一郎です。
UT-OAKを卒団するにあたり、ご挨拶する機会を頂きました。
 
2011年当時、私は長崎に居ましたので、東日本大震災を経験していません。揺れる大地も、襲う津波も、全てテレビの中の出来事でした。
同じ国に住んでいながら、何も知らない。そんな想いを抱えながらの初訪問が、2018年の6月、先代が実施されたスタディツアーでした。

ショックでした。画面を隔てた世界にあった町は、自分の故郷とそう変わらない、海と山の町でした。他人事でなくなった瞬間でした。
もっと知りたいと訪問を重ね、活動に参加し、意義を考え、運営に参加し、気付けば2年が経とうとしています。
特に執行部入りしてからはあっという間でした。「自分たちに何ができるのか」考えながら走る1年間でした。
個人的には、私にとってそうだったように、OAKの活動が、誰かにとっての何かの契機になったのであれば、それはとても嬉しいことです。

多くの人と出会いました。子ども達からは笑顔と元気を、活動参加者の皆様からは発見と気概を、大人の皆様からは機会と学びを頂きました。
頂いたものばかりで、いつになったら返せるものやらと思案していますが、まずはこの経験を大事に、自分の糧としたいと思います。

これまでUT-OAKに関わってくださった全ての方々に、この場をお借りして御礼を申し上げます。皆様とのご縁があってのUT-OAKでした。本当に、ありがとうございました。
UT-OAKと南三陸とのご縁は続きます。9代目執行部、これからのUT-OAKを、どうぞ宜しくお願いいたします。

2年間お世話になりました。またお会いする日まで!

 

<8代目副代表:笛木 隆宏>
UT-OAK2019年度執行部の笛木と申します。

UT-OAKの団員としての活動を終えた今、まず頭に浮かぶのは我々の活動を支えてくださった方々への感謝です。
私は2018年春のスタディーツアー以来、8度に渡って南三陸を訪問しました。訪問する度に町の風景は少しずつ変わって行きましたが、現地の方々はいつも変わらずに我々を温かく受け入れてくださいました。活動を通して現地の方々から頂いた温かいお言葉や美味しい料理の数々は、文字通り我々の活動の原動力となりました。今までに賜った数々のご厚意に心から感謝申し上げます。

最後はコロナウイルスの影響等により多少不本意な形で団員としての活動を終えることになってしまいましたが、皆様のご支援のお陰でとても充実した時間を過ごすことができました。これからもUT-OAKへのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

 

<8代目執行部:染谷 紗恵子>
8代目執行部を務めさせていただきました、染谷紗恵子と申します。
昨年の冬の寺子屋から約1年間活動に携わり、計8回ほど南三陸に伺うことができました。
何度も1つの町に足を運んだ経験はこれまでにはなく、南三陸町は私にとって特別な場所となりました。

この活動に参加する前からも震災直後の支援には関心を持っていましたが、震災から約8年経過した時期に南三陸町を訪れたことで中長期的な復興や街づくりにも関心が広がり、様々な学びを得られたと思います。
また、私にとっては復興について学べたことだけでなく、自分にとって身近でなかった町を知ることができたのも貴重な経験になったかと思います。
私は自分の育った地域以外をあまり知らず、南三陸町のような海と共に生活している場所など、他の町や他の暮らし方のことも身近に感じてみたいと以前から考えていました。
こういう思いで訪れた場所が、優しく受け入れてくださる方々がたくさんいらっしゃる南三陸町で本当に良かったと心から思います。
私と同じように、寺子屋中に出会った小中学生にも大学や大学院生のことを少し身近に感じてもらえていたら嬉しいです。

活動中お世話になった皆様には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今後も南三陸町の皆さまとUT-OAKの関わりが継続し、より善い活動となることを願っています。

★☆==============================☆★

 

2019年度の団体運営お疲れ様でした。新執行部一同、とても感謝しております。皆様の新天地でのご活躍をお祈りしております!

 

(9代目執行部 山村 泰平)

OAKの活動に興味のある方は、連絡先のページからご連絡下さい。 また、われわれの活動への寄付金も募集しています。 ご協力頂ける方、ぜひよろしくお願いします。

口座:三菱東京UFJ銀行 本郷支店(351)
   普通口座0086904
名義:UT-OAK震災救援団 会計 華井和代